ありがとう沖縄
特 別 編
 特別編ということだが実際は沖縄物産展になってしまうのだ。大和とは系統の違う文化を持つ沖縄には海外へいった時のような新しい発見や面白い品々がある。ここに紹介するのはわしらが収集したちょっと面白い物たちである。ただし特に高価なものはない。
ちんすこう1
ちんすこう2

ちんすこうという沖縄のクッキーである。欧米のクッキーとほとんど何が違うのか分からない。これは、プレーン、黒砂糖、マンゴー、パインなど6種類の味が楽しめる「ちんすこうボーイズ」。かなり量が入っているが800円と安い。国際通り「わした本店」で買ったが、全国のわしたショップで買える。

パイナプルハイチュウ

沖縄限定パイナップルハイチュー。牧志公設市場で購入。撮影前に1個食べられてしまった。わしたショップ等で購入可。

生パイン糖

パイン果汁で作られた「生パイン糖」牧志公設市場場外で購入。

ボンカレー

13.牧志第一公設市場編でもご紹介した山本容子版ボンカレー。本当の昔のデザインは、よそ見ドボドボが良かったんだけど、これは新しいデザインらしく、手元を上手くデザインでごまかしている。下半分のカレーとサラダは完全に後世のアレンジ。味はねえ、これはかなり忠実に昔のまずさそのままに再現してくれている。食べないで飾っとく方がいいかもな。

島とうがらし

「島とうがらし」、「コーレーグース」ともいう。通常は泡盛に真っ赤な島とうがらしだけを漬け込んでいるが、これにはにんにくも入っている。通常のコーレーグースーはむちゃくちゃ辛いが、これはマイルドである。とうがらしもちょっとでかすぎるので、ひょっとすると島とうがらしとは違うかも知れない。島とうがらしは小さくてプリプリしていてタイのプリッキーヌーと呼ばれる青とうがらしと形も辛さも良く似ている。泡盛のルーツもタイにあるという説もあるから関係あるかも。

島らっきょう

「島らっきょう」である。牧志公設市場で購入。わしたショップでも手に入る。生を買った場合は皮を剥いて塩揉みし、冷蔵庫で2日くらいおいといたものをそのまま食べたり、おかかと醤油をかけて食べたりする。青いのはエグいので白いものを選んだ方が良い。カレーにもよく合うのであるが、このカレーはボンではない。

すくがらす1
すくがらす2
すくがらす3

「すくがらす」。小さな魚が小さなビンに隙間なくギュウギュウに詰め込まれている。大雑把に数えて200匹くらいかいなあ。アイゴの稚魚の塩辛である。非常にしょっぱい。ザリザリと骨味があるので家のカミさんみたいに嫌う人もいる。豆腐に乗せて喰うのが一般的。コーレーグースーから取り出した島とうがらしを添えるともっと良い。しかしこの島とうがらし、辛いのが好きなものだから最近夜毎コーレーグースーから取り出しては肴と一緒にチビチビかじっておるのだが、近所の人は盛ったネコが二匹(俺とカミさんだが)いると思い込むんじゃないかというくらいギャーヒーギャーヒーいいながら、それでもついついまた手が出るのだよなあ。

シャコ1
シャコ2

シャコ貝の瓶詰め! 珍しいっすよねえー。
でも旨くない!

スンシー

これは泡盛とパイナップルハイチューに次いで大好きな一品。「スンシー」。支那竹の塩漬けである。写真のものは塩抜きしたスンシーに細切り昆布と油揚げを和え、醤油とごま油で軽く味付けしたもの。すごく旨い。しかしその独特の匂いを嫌う人もいるとか。上間沖縄支部長宅で初めて食し、すっかり気に入ったので牧志公設市場場外の店で購入した。わしたショップでは今のところ販売していないようだ。入れてくれよお、たのたのたの頼むからあ〜。

おもろ

瑞泉酒造株式会社「おもろ」。これは十年古酒である。取材でお邪魔した時に3本購入し、自宅へ送って頂いた。そのマロ〜ンな味わいは絶品! ひとくち含む度に脳内が青い珊瑚礁になる。三線(サンシン)が、ペケン、とか鳴り出したらもう途端に辞表を出したくなる。

疑惑の菓子

牧志第一公設市場周辺で大量に買い込んだ土産は近在の宅配便出張店から自宅へ発送してもらったのだが、家で開けてみると、買った覚えの無いお菓子が二つばかり入っていた。しかも無造作なビニール包みである。頭の中に??が5〜6回立ち登ったが、あの時、発送手続きをしている時、たしか店の中に近所のおばあらが何人か居て、店の若いニーニー相手に声高に何か話したり、わしにも冗談かましたりしていたが、ひょっとして、あのオバーらかあ? 旅人に対して優しい心遣いというのは沖縄の人達からよく感じ取ったことではあるが、人の宅急便の荷物の中に「ほれ、これも入れといてやんなよ」と言って自分のお菓子の中から少し分けて入れてやる、というのは仰天&抱腹絶倒しかしアンガトネというものではある。しかしやっぱり笑うしかない。

グレイスタオル1

これは「GRACE HOTEL」のタオルである。これで身体を洗ったのはもちろん、連日の猛暑の中の取材時にも必ず持って歩いていた。造りが薄い上に使い古されているので非常に吸水性が良く、乾きやすく、柔らかい。こうしたタオルを自分はこの上なく愛する。いつも尻のポケットに入れていたので、ついそのまま持って帰って来てしまったが、持って来て良かった。実用性の素晴らしさに加えて思い出が深く染み込んでいる。これは宝物である。

グレイスタオル2

見た目はサウナのタオルである。マジックで手書きにした「グレイス」がいいでしょ!

手紙1

おじい、与儀さんにいろいろお世話になったお礼の手紙を送ったら、マンゴー一箱と共にご返信を頂いた。人柄のにじみ出たとってもいい手紙なんである。

手紙2

高価なマンゴー頂いちゃって、かえって申し訳なかったね。ありがとう、おいしかったよ、おじい。でも自分のことは「パパさん」て言ってるな。おじいより、パパさんと呼んだ方がいいかな?

絵葉書

絵葉書も同封されていた。少し古ぼけた色がグレイスホテルを思い出させた。

ツキチラグワァー

ある日、久米島で死んだと思われていたツキが、上間支部長から宅急便で届いた。

皿のチラグワァー

どれだけ「はての浜」で寝ていたのか知らんが真っ黒に日焼けして薫製状態になっちゃって良い匂いを放っている。

切り分ける

早速切ってみることにした。

ねぎのせる

ネギと一緒に喰ってみる。
マイウ〜。

炒める

油炒め。
マイウマイウ〜。

チャンプルー

ゴーヤーチャンプルーに。
こりゃまたマイウ〜。

スープ

スープもやってみた。
ちょっと塩足んねーぞ。でもマイウ〜。

イタリアン

極め付けはトマトと一緒に炒めてイタリア風。
うん〜まっ! これバカマイウ〜!。

さしみ

大隈隊員が釣って来たアジの刺身もあるぞ。

しめさば

しめ鯖も作った。

塩焼き

塩焼きも!

ばらばらのちらがー

ビールと瑞泉泡盛「おもろ」でツキチラグワァーのパーティはいやがうえにも盛り上がった。大隈隊員も大満足。とてもおいしかったが、それにしても惜しい男を無くしたものである。合掌。

いつまで俺を殺して遊んでんだ−っ。チラグワァーを調理したんだって俺じゃねえかあーっ。

おもろとチラガー

今回のチラグワァーは薫製タイプでそのままでも食べられるお手軽な沖縄の味である。今度は生タイプを食してみたい。

はての浜

沖縄デジぶらは、その歴史に時には心を痛めたこともあったけど、 美味しいもの珍しいものもたっぷりで非常に楽しい旅であった。リゾートだけではない沖縄を是非みんなにも知ってもらいたいと思う次第である。わしらがいかに"飲む喰う"が好きかもたっぷりばれたであろう。いずれまたデジぶらはどこかの地にデジカメと箸とコップを持って舞い降りる。その時まで、SEE YOU AGAIN !!

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